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B.D. Serge Shirt

RCS

こんばんわ。 Rustic Clothing Serviceのシャツ第一号が入荷しました。 ボタンダウンの二枚袖サージシャツです。 これから入荷するモノの中では一番シンプルではないでしょうか。

分かりづらい画像で恐縮ですが、ブラック、カーキ、グレーの三色展開です。 元々はネルシャツがチェックばっかりなんで、あの風合いで無地のネルシャツ を作ろうと模索してたのと、黒のシャツでカジュアルのモノって見かけないなぁ という所から制作に至った訳です。

生地は綿スエードのような肌触りで、ネルシャツのような風合いを持っています。

中々無い生地感、風合いだと思いますよ。綿100%です。 ではシルエットの説明を。

シルエットはウエスト部分をシャープにしつつも細すぎず、太すぎずな形で 着丈は少し長め。袖は肩から肘を通るラインで二分割し、その部分を肘の曲がり (人間の肘は元々曲がっている)に沿うように立体裁断して肘に沿うよう 設計(これを2枚袖と呼ぶ)、袖も太すぎず細すぎずです。

タイトではなくゆとりをもって着用できるよう、RCSではこのサイジングを提案しています。 肩の縫い目が若干ドロップしているのも肩巾をしっかり見せるためです。 178cm、68kgでLサイズを着用しています。

ディティールの説明です。

4分割の左上写真はポケット上端をデニムのベルトループなどに打ってある

カンヌキというミシンで始末しています。

これはポケットを使う中で負荷のかかる部分を強化するために打っています。

連動してポケットの内側に隠しライターポケットというディテールを考えて作ってみました。

ペン差し位のディテールしかないので遊び心ですね。実際ライターよく無くしますし、、

右上写真は二枚袖の繋ぎ目とヨークの繋ぎ目を合わせて縫う事によって

一番不可がかかる部分を強化しています。 左下、右下写真は簡単に言うと前たて(シャツのボタンホールを開けるパーツ)の裾、 脇下の縫い目の強化です。脇下の縫い目には三角布を噛ませて二重にして始末しています。

補足ではありますが衿の仕様の通称B,D,(ボタンダウン)はあまりカジュアルっぽく 無いイメージがありますが、起源としてはポロ(馬に乗って球をゴールに運ぶ競技) ではシャツを着用し競技するのですが、風で衿がめくれて顔や首にあたる事を防ぐ ためにボタンで留めたのが始まりで、歴としてはスポーツ仕様なんですね。

大好きです。

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